5/10(日) 青木純さん セミナーの開催

2015年5月10日(日) RENOVATION SCHOOL Pre-Seminar Vol.01

ゲストスピーカーに東京から青木純さん、福井からFLATメンバーの4人内田裕規さん、藤田茂治さん、出水建大さん、高村俊輝さんをお迎えしました。

 

大家としての青木純さんの考えるリノベーションとは…

 

一般的な”リノベーション”の認識としては建築行為におけることを思い浮かべる方が多いと思いますが、青木さんの考えは「人が集まること」、「様々な人が集まって賑わいが生まれること」がリノベーションと捉えています。それを青木さんは”賃貸のリノベーション”、”関係性のリノベーション”と表現されてます。

 

現在、もっとも注目されている大家さんである青木純さんですが、大家という言葉があまり好きではなかった。しかし、青木さんならではの解釈で大家という仕事を実践し、青木さんは”大家=大きな家族を作る仕事”と表現します。

 

ROYAL ANNEXでは壁紙を選べる、DIY可能などこれまでにない仕組みを実践。しかし最初全くうまくいかなかったが、楽しい”住まい”の姿を表現するプロモーションを行っていくことで、徐々に広まっていき、今では入居待ちが出るほどに。自身の経験から壁紙を選べることがすごいのではなく、それを元に入居者とコミュニケーションが生まれたことが革命的だと青木さん。

 

今回のセミナーでは青木さんならではのリノベーションを教えていただきました。リノベーションとは専門的な分野だという印象も強いですが、青木さんのお話から、それぞれの解釈を持っていい言葉だという印象を感じました。

 

個人の得意分野を活かし、楽しみながらやることで何か変化が生まれることがリノベーションではないかと思います。

 

後半のFLATメンバーとのトークセッションでは、FLATビルの成り立ちの経緯から、FLATのコンセプト、メンバーそれぞれの思いなどをお話しいただきました。FLATメンバーの「誰のためでもなく、自分が楽しい場所を作る。」という考えは青木さんの考えと一致し、自然とトークが盛り上がりました。

 

6月19〜21日の3日間で開催されるリノベーションスクールはまちのリノベーションを実践する場所です。自分の住むまちで、自分の得意分野を活かして、自分自身がまちを楽しむ手法を学び・実践しましょう。自分が楽しめるまちをつくる。騙されたと思ってぜひ、リノベーションスクール参加してみてください!!

 

受講締切りは5/17(日)

 

お申込みは受講申込みより必要フォームにご記入のうえお申込みください。

 

今回のセミナーの様子は福井新聞さんでも取り上げていただきました。